子どもの迷子を防ぐ!迷子防止グッズを特徴別に紹介

子育て

はじめまして、放課後等デイサービスで働いているYama先生です。

子育てをしていてお子さんに対する心配事の一つが「迷子」。

保護者の方からも「公園に行った時に子どもがいなくなった。」「家族で出かけた時にいつの間にかいなくなって、警察沙汰になった。」という話を時々耳にします。

迷子の原因について

公園やお出かけは子どもにとってはちょっとした非日常でもあり、テンションも上がります。

さらに人混みや気になる物があると注意力が散漫になっていたり、「お母さんはついてきているだろう」という思い込みや、逆に親の姿が見当たらないと「置いていかれた!」と勘違いして、

走り出したりするのです。そして気がついたらはぐれている、なんて事がよく起こります。

また、気を付けていても予想外の動きをするのが子どもという生き物です。

どんな時に迷子になりやすい?

買い物中ならレジでお金を出している時や、どの商品にしようと迷っているとき

人混みの中で何か興味の引かれる物を発見したとき。

体感で言うとたった数秒で、子どもは思いも寄らない行動に出たりします。

中には大人の目を盗んで行動に移している子もいるので、目を離した隙にハプニングが起こるのは当然のことですよね。

また、「あっち見に行っているね!」と言い残して先に行ったは良いものの、実際に追いかけてみるといない!なんて事もよくあります。

事故や犯罪などに巻き込まれてしまう前に、迷子防止グッズを準備して、お子さんの安全をしっかりと守りましょう!

迷子対策グッズの選び方

迷子対策グッズには大きく分けて3つのタイプに分かれます。

①ハーネス・リードタイプ 2歳〜5歳ぐらいにオススメ

②アラームタイプ 2歳〜4歳くらいにオススメ

③GPSタイプ 小学校低学年以降にオススメ

まだ小さくてじっとしているのが苦手、多動傾向がある、道路に飛び出すなど衝動的な行動を取る、などのお子さんにはハーネスまたはリードタイプがオススメ。

手を繋いでいられない、繋いでいても振りほどくことがあるなど、

命の危険を感じた経験がある場合等は、こちらのタイプがオススメです。

ハーネスでは人目が気になったり、子ども自身が嫌がる場合は、一定距離離れると音が鳴るアラームタイプ。

コミュニケーションは取れ、行動の範囲が広がってある程度子ども自身で判断ができる年齢のお子さん、予想外の行動をする可能性があるお子さんにはGPSタイプがオススメです。

ハーネス・リードタイプのオススメ

出典:Amazon

●SKIP HOP スキップホップ アニマル・ハーネス ビー(¥3,630)

リュック一体型タイプで、かわいい見た目から子ども自身から身につけてくれる事も多い商品です。

ハーネスが不要な時は、取り外しも可能です。

4wayキッズリードDX(¥3,980)

アトリエamaneさんがオーダーメイドで作成する、キッズリードです。

ハーネスタイプは目立って苦手、そんな方にオススメなのがこちらのキッズリードです。

手首と手首をつなぐ他に、リュックに付けたり腰に巻いたりと4タイプの使い方ができます。

出典:リッチェル公式ウェブショップ

スヌーピー 2WAYチェアベルトR(¥2,420)

こちらはハーネスとチェアベルトにもなる2WAYタイプの商品です。見た目もオーバーオールのようで目立ちにくく、コンパクトなのも嬉しいですね。

フードコートなどでは食事に飽きたお子さんが、立ち歩いて人混みに走って行ってしまうことがあります。座っている時にも安心できるオススメの商品です。

アラームタイプのオススメ

出典:楽天

●マイゼンお知らせブザー

子どもに人気のキャラクター、マイゼンシスターズの防犯ブザーです。

よくある防犯ブザーのタイプで、引っ張ると音が鳴り、保護者に自身の居場所を伝えられるほか、もちろん防犯ブザーとしても使うことができます。

出典:楽天

●離れるとアラーム

名前の通り、親機から子機が離れると、音またはバイブレーションで離れたことを知らしてくれる商品です。

ショート設定なら3〜5m、ロング設定なら7〜12mと、使い分けることが可能です。

GPSタイプのオススメ

出典:Bsize

●BoTトーク (端末価格¥4,800 月額¥480または¥680)

AI機能搭載のGPSで、GPS機能だけでなく、「今から帰るよ」「気を付けて帰ってきてね」などと、音声を送り合うこともできる迷子防止グッズです。

声を出すのが難しい場面では、アプリにテキストを入力すれば、音声AIがテキストを代読し、お子さんに声を届けてくれます。

また、自動オートサーチ機能で最短1.5分毎にお子さんの現在地を取得し、保護者の端末で現在地を知ることができます。

様々なメディアでも取り上げられ、話題の商品です。

出典:楽天

●まもサーチ(端末価格¥3,300 月額528円 / 年額5,500円)

公益社団法人「全国子ども会連合会」から推奨商品の認定を取得している安心できる商品です。

ボタンを押すと、現在地を保護者の端末などに通知することができます。

1アカウントに5台まで登録可能で、家族みんなでお子さんを見守ることができます。

気になる子には、タイプが異なるものを複数持っておくのがオススメ

理由は、いずれのタイプも全てをカバーしきれなかったり、TPOに応じて使い分けられる方が望ましいからです。

普段は心配がなく、万が一の時のため程度であれば、GPSタイプなどを一つ持っておくだけでもいいでしょう。

迷子グッズ以外でも対策を

子ども自身の「守る力」も大事

あくまで迷子対策グッズは「最後の砦」くらいに思い、子ども自身にも外での危険性や、約束事、親が見守りしやすい工夫をしていきましょう。

いずれ子ども自身が自分の身を守れるようになるためにも、少しずつ準備をしていきましょう。

出かける前の対策

目立つ服を着る

人混みの場所に行く場合には、赤や黄色など、目立つ色や柄の服や鞄を身につけることで、親が見守りをしやすくする、というのも簡単にできる工夫の一つです。

約束事を決める

事前にルールを伝えておくことで、突発的な行動を起こさなにように工夫しましょう。

例えば「公園からは一人で出ません。」「お母さんから離れない」「離れる時は、必ず声をかける」など、お子さんの年齢や発達に合ったルールを事前に伝えておくとよいでしょう。

「お約束覚えてる?」とクイズ形式で確認するのも良いでしょう。

すぐに守れなくても、根気よく続けていくのが大事です。

子どもを過信しすぎない

兄弟に下の子を任せたり、「ちょっと待ってて、と言ったから大丈夫」などと、過信し過ぎるのは禁物です。

まだ経験値の少ない子どもは、何が危険か、死ぬってどういうことか、と深く理解できていない子も多いです。

安心できるまでは、しっかりと見守っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

子どもの命を守る事にも直結する「迷子」。

お子さんがまだ幼ければハーネスやリードタイプ。

またはそばを離れた時に教えてくれるアラームタイプ。

小学校にあがって行動範囲が広がったら、GPSタイプなどと、年齢や発達に応じて使い分け、

安心して外出を楽しめるように対策をしていきましょう!

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